20代男性SE~舌がん体験記(ステージⅣ)~

舌がん(ステージⅣ)の検査・治療体験記を書いています。

初診でがんの可能性があると言われた日にとった行動

口腔外科クリニックを出て、処方箋を薬局でもらった後、しばらく近くの公園で落ち込みながら、今後のことについて考えていました。

 

「入院・手術する可能性があるのか、手術すると話せなくなるのかな、仕事にも影響でるのかな、治療費どれぐらいかかるんだろう、両親ものすごく心配するんだろうな、、、、、、」
しばらく考えこんでいましたが、このまま落ち込んでも仕方がないと思い、行動開始しました。

 

まずは、実家の福岡にいる母親に電話しました。初診で診断された内容、入院・手術する可能性があることを伝えました。当然驚いていましたし、心配もしていました。

 

次に、午前休の時間は余っていましたが、仕事場に行き、上司に報告しました。
「今少しお時間よろしいでしょうか?真剣な話がありまして。」と言って2人で話せる場所で、口腔外科クリニックで診断された結果を報告しました。

 

上司は、「本人が一番つらいと思うけど、まだがんって判明したわけじゃないし、まあこの土日考え込まないようにな。仕事についてはこっちで調整するし、巻き取るなりするから心配しなくて大丈夫だから」と心配・励ましの言葉をかけてくれました。

 

私の現在のプロジェクトは人もいなく、平均残業時間が40時間程で、ただでさえかつかつな状態なのに、大変申し訳ない気持ちでした。
ちなみに、私の仕事の役割は、2つの小規模のプロジェクトリーダーを担当(責任者:課長)、精算・会計周りのシステム運用保守(責任者:上司)でした。

 

また、上司は「課長には俺から話しておくよ、月曜日の生検の検査でまた新しいこと分かったら電話でもメールでも良いから連絡よろしくな。その時に、日中(残業なし、無理しない程度)は仕事できるかお医者さんに確認しといてな。それと、ご両親には連絡したのかな?診察後ちょっとパニックになってたかもだし、少し落ち着ているなら再度電話したら?」と言ってくれました。

 

とても良い上司だな~って思いました。笑

 

この後、再度母親に電話をかけて状況を説明した後、仕事場に戻り、午後から仕事しました。
この日は、担当しているプロジェクトの本番リリース日だったため、26時まで仕事していました笑
(上司は事前に大丈夫か?と心配してくれましたが、私が気を遣って大丈夫ですと言って対応しました。)

 

 早見表 ※更新あり

日付 イベント
(日常生活の変化、検査内容、検査結果など)
治療費
2021年6月上旬 ■左側の舌に違和感を感じはじめる。       ー
2021年7月中旬

■左側の舌が痛み始める。
  鏡で確認すると、
  白い斑点がかった腫瘍が目視で確認できた。

      ー
2021年7月30日

■近くの口腔外科クリニックに初めて行く。
【検査内容】
 ・先生に舌の腫瘍を触ってもらう。
 ・綿棒みたいなもので、舌の腫瘍の表面を擦り、 
    試験管みたいなものに入れる。
【検査結果】
 ・がんの可能性があると診断される。


■痛み止めの処方箋(ロキソニン)を5日分もらう。


親、会社の上司に舌にがんの可能性があること、
  入院・手術する可能性があることを伝える。

約3,600円