20代男性SE~舌がん体験記(ステージⅣ)~

舌がん(ステージⅣ)の検査・治療体験記を書いています。

ついに生検(ばりこわかーでした。)

2021年8月11日(水)、この日は生検と胃カメラのため、朝9時に病院に行きました。

 

まずは、生検のため口腔外科に行きました。いよいよ生検。腹をくくらなければいけません。

 

番号が呼ばれ、歯医者さんのイスに座りました。(若い男性の)Y先生だけがいました。Y先生は「しばらくしたら、先生方が来ると思います。生検するときは、舌に麻酔注射しますが、そんなに痛くないと思います。」と声をかけてくれました。

 

しばらくすると(温厚そうな)H教授、(主担当の)S先生が来ました。
H教授「早速、生検の方をやっていきます。これから実施するのは、舌に麻酔注射をした後、腫瘍と正常な箇所の組織を小さなハサミで切り、切り取ったとこを糸で縫合します。痛みは最初の麻酔注射だけです。頑張りましょう」

 

私「、、、、はい(泣)」
私の心の中「麻酔注射痛いの?Y先生と言ってること違うやん。。。」

 

イスが倒され、生検がはじまりました。

 

H教授「はい、注射しますよ~。Y先生、(吸引ホースで)血を吸って」
Y先生「分かりました。」
私は、力強くこぶしを握り締めてプルプル震えてましたが、麻酔注射は魚の骨が舌にあたった感じで、想像してたよりは痛くなかったです。

 

H教授「はい、イス上げます。麻酔が効くまで少し楽にしてください。」
1~2分ぐらい経過した後、イスが倒され、生検の続きがはじまりました。

 

H教授「はい、今舌を切ってます。終わりました。今、糸で縫合してます。もう少しです。残り1か所です。はい終わりました。」
体感で1分ほどでした。糸を縫合するときに糸をつかんでいる器具の先端がほっぺたの内側にあたった時がちょっと痛かったです。

 

H教授「縫合したのは、血が出ないようにするのとばい菌が入らないようにするためです。今確認すると血は止まってますので、これで生検は終了です。お疲れ様でした。」

S先生「もし、日常生活で血が出るようなことがあったら、ティッシュで押してください。血が止まると思います。もしそれでも血が出続けるような場合は、当院に電話してください。」

私「分かりました。」

 

口腔外科を出た後、お手洗いに行き、鏡で舌を確認すると2か所黒い糸がありました。
麻酔が効いているせいか、痛みはなくヒリヒリする感じが続きました。
※この日の夜から麻酔が切れて、とくに2日間はとても痛みがひどかったです。横になっているときも、ご飯食べるときも、何してても痛みがひどかったです。食べ物は、ヨーグルトや柔らかいものなら少しマシでしたが、それでも痛み、コンビニで売っているようなゼリーも40分かけて食べました。私は寝込みまくりました。笑

 

次は、胃カメラ検査のために外科から指定された部屋に向かいました。

 

※早見表は、次のブログでまとめて載せます。