20代男性SE~舌がん体験記(ステージⅣ)~

舌がん(ステージⅣ)の検査・治療体験記を書いています。

生検諸々の結果【後編】

※前回ブログのH教授「質問はありますか?」の続きになります。

 

私「説明ありがとうございます。『がん』であることは覚悟していました。手術する際、舌が全摘出とかではなさそうで一応ホッとしてます。質問ですが、舌に見えている腫瘍はそこまで大きくないように見えますが、左側は2/3も切除しなければいけないのでしょうか?」

 

H教授「はい。良性の『がん』であれば腫瘍箇所だけで良いですが、悪性の場合だと、腫瘍箇所を中心に+1cmほど余分に切除する形式になるからです。理由は、がん細胞が腫瘍箇所を中心にパラパラと散らばっているからです。その散らばったがん細胞を取りきるために余分に切除します。」

 

私「余分に切除したら、舌にがん細胞の心配はないのでしょうか?」

 

H教授「手術後、切除した舌を精密検査してみないと分からないです。切除する舌の中心を0cm、腫瘍箇所を1cm、余分に切除する箇所を2cmとした場合、約1.5cm以内にがん細胞が集まっていれば、心配はないです。しかし、1.5~2cmにパラパラとがん細胞が見られた場合は、右側や他箇所にも影響している可能性があります。そうなった場合は、放射線治療抗がん剤治療になります。」

 

私「分かりました。手術した後の後遺症はどのようなものでしょうか?」

 

H教授「口腔系については、発話機能・嚥下機能・咀嚼機能に影響が出ます。現在のようには戻りません。あとは味覚も再建した舌では感じることはできません。再建の目的は、あくまで残った右側の舌機能を補助するために行います。首については、リンパ節を切除した側がやせぼったく見えます。また、血行が悪くなるので、むくみやすくなります。人それぞれですが。」

 

私「..........分かりました。入院期間はどれぐらいでしょうか?また、追加で放射線治療抗がん剤治療になった場合の入院期間はどれぐらいでしょうか?会社に伝えなくてはいけなくて。」

 

H教授「入院はだいたい1か月から1か月半です。追加で放射線治療抗がん剤治療はもう1か月半です。」

 

ここに記載していない質問もありますが、私も両親も質問を終えて、H教授は部屋を出ました。

 

S先生「長い間お疲れ様でした。今後移植元の可能性がある左腕で点滴をしないでください。そして、この後お時間ありましたら、舌の超音波検査させていただきたいのですがよろしいでしょうか?その後に、生検時に縫合した糸を抜かしてください。」

 

この後、放射線科に行き、舌の超音波検査を実施しました。
検査は、舌に超音波検査用の機械を直接あて、画像を複数枚撮るものでした。
(生検した箇所に機械が当たった時が痛かったです。笑)

 

舌の超音波検査が終わり、口腔外科に向かい、舌の糸の抜糸をしました。
私は、「手術で切除するならこのままでよいか?」と質問しましたが、S先生に「糸に食べかすなどの汚れがたまってしまうので」と言われ、覚悟を決めて抜糸しました。
抜糸は一瞬だったので、思ったより痛くなかったです。怖さが強かったです。笑

 

この後、次の来院日程を決め、追加の処方箋をもらい帰宅しました。

 

『がん』だと覚悟してても、やはり『がん』と診断され、気持ちが落ち込みまくりました。半端なかったです。この先の人生終わったなとか、仕事どうなるだろうか、人とお喋りするの好きだけどもうできなくなるのか、仕事忙しかったけどどうしてもっと早く病院に行かなかったのか、話し方はどれぐらい変わるんだろうなど。考えたら尽きないかったので、気持ちを落ち着かせるために、帰り道に親にスーパー銭湯に連れて行ってもらいました。バレないように湯船で思いっきり泣きまくりました。笑
(泣きまくったら、気持ちは一応落ち着きました。)

 

 早見表 ※更新あり

日付 イベント
(日常生活の変化、検査内容、検査結果など)
治療費
2021年6月上旬 ■左側の舌に違和感を感じはじめる。       ー
2021年7月中旬

■左側の舌が痛み始める。
  鏡で確認すると、
  白い斑点がかった腫瘍が目視で確認できた。

      ー
2021年7月30日

■近くの口腔外科クリニックに初めて行く。
【検査内容】
 ・先生に舌の腫瘍を触ってもらう。
 ・綿棒みたいなもので、舌の腫瘍の表面を擦り、 
    試験管みたいなものに入れる。
【検査結果】
 ・がんの可能性があると診断される。


■痛み止めの処方箋(ロキソニン)を5日分もらう。


■親、会社の上司に舌にがんの可能性があること、
  入院・手術する可能性があることを伝える。

 約3,600円
2021年8月2日

■2回目の口腔外科クリニックに行く。
【検査内容】
 ・生検。 ※実施しなくなった
 ・2人の先生で舌の状態を目視で確認。
【検査結果】
 ・生検は、入院・手術想定の病院で実施する
      ことになった。病院へは、クリニックから
      紹介状を書いてもらうことになった。


■会社の上司に今後の仕事のスケジュールを相談した。

■母親に実家の病院で検査してもらうことを伝えた。

 約1,800円
2021年8月5日 ■実家の福岡へ出発。       ー
2021年8月6日

■紹介状先の病院に初めて行く。
【検査内容】
 ・舌の状態の確認(写真撮影、腫瘍触るなど)。
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ 採血
   ‐ 血圧・体温測定
   ‐ 胸部レントゲン
   ‐ 尿検査
   ‐ 造影CT
   ‐ スパイロ
   ‐ 心電図など
 ・今後の検査スケジュールを説明してもらう。
【検査結果】
 ・舌の状態は悪性に近いため、
  最悪手術する想定として、舌以外の箇所にも
  異常がないか検査する方針になった。


■処方箋を5~7日分もらう。
  ‐ ロキソニン(痛み止め) → 5日分
  ‐ カロナール(痛み止め) → 7日分
  ‐ フロリードゲル(舌の塗り薬) → 5日分 
  ‐ 栄養ドリンク剤 → 7缶

約16,500円
2021年8月10日

■紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ MRI検査
   ‐ 頸部US(エコー検査)
【検査結果】
 ・特になし

 約7,700円
2021年8月11日

■紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・生検
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ 胃カメラ検査
【検査結果】
 ・食道・胃に異常はなし。(健全な状態)

約10,750円
2021年8月13日

紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・今までの検査結果を説明してもらう。
 ・舌の超音波検査
 ・生検時の糸の抜糸 
【検査結果】
 ・悪性の『がん』と診断される。
 ・手術想定内容は以下だと説明受ける。
   - 左舌2/3切除
   - 左首のリンパ節切除
   - 左腕の皮膚・血管を用いての再建
 ・移植元の可能性が高い左腕で点滴しないよう
  指示される


■追加の処方箋を(カロナール)をもらう。

 約2,500円

 

生検諸々の結果【前編】

2021年8月13日(水)の午後、8月6日(金)~8月11日(水)までのMRIや生検の結果を聞くために両親と病院に行きました。

 

病院につき、いつも通り受付で診察券を渡し、番号が書かれた紙を受け取りました。その紙を持って、口腔外科の処置室に向かい、番号が呼ばれるまでイスに座って待っていました。

 


通常であれば、前方の大きい電光掲示板に番号が表示され指示された処置室のエリアに行くスタイルでしたが、本日はY先生(若い男性)が迎えに来てくれました。
Y先生は、「こちらへどうぞ、ご両親の方も」と言うと、口腔外科の処置室内の会議室に案内してくれました。

 

会議室に入ると、H教授(温厚そうな男性の先生)、S先生(主治医の女性の先生)、看護師1名が待機していました。
H教授は「もんもんさん、お父様もお母様もどうぞ奥にお座りください」と言い、私・両親は奥側のイスに座りました。

 

ちなみに、会議室はコの字型に机・イス、前方にパソコンモニターが用意されていました。先生たちとは対面形式で向かい合っていました。

f:id:ymonmonblog:20210908131503p:plain

 

H教授は、私の舌の写真や諸々の検査結果を前のモニターに映しながら説明をはじめました。

H教授「この写真を見てわかるように、もんもんさんの舌には腫瘍があります。言葉悪いですが、我々はこれを悪性が高い『がん』だと推測して、MRI検査や頸部USなど他検査でできるものははやく進められるように検査してきました。そして一昨日は生検もしました。ちなみに生検の結果が悪性の場合は、これだけでは100パーセント病名が特定できないんです。他体箇所に『がん』が転移・存在していないか、『がん』が舌だけなのか、がんセンターで検査して、ようやく病名を特定します。ですが、これまでの検査で70、80パーセントはこれじゃないかなという病名は予想しています。」

 

私も両親もうんうんと頷いていました。

 

H教授「もんもんさんの場合は、口腔扁平上皮癌、いわゆる舌がんです。左側にできてるので左側舌がんとも言います。一般的な舌がんの治療法としては、がんとなっている舌を切らずに放射線抗がん剤治療もありますが、もんもんさんの場合は、ここまで大きいと切除する手術が一番良いと思われます。」

 

私は固まって聞いてました。

 

H教授「また、舌に『がん』ができた場合は、首のリンパ節にも転移しやすいとされています。リンパ節というのは、血のめぐりや免疫機能を発動する小さな基地みないなものです。転移しやすいと言われている理由は、舌と密接に血の循環をしているからです。舌のがん細胞が血にのって、リンパ節に運ばれて、、、、というイメージです。一応、当院の検査ではリンパ節には転移は見られていませんが、がんセンターでは、そこも重点的に診てもらう予定です。」

 

うんうんと頷いていた父親が口を開きました。
父親「もし、『がん』となっている箇所を切除するとして、もんもんの舌はどれぐらい残るんでしょうか?もし、リンパ節にも転移していた場合どうなるんでしょうか?」

 

H教授「がんセンターの結果をみてないのでなんとも言えないですが、左側の2/3ぐらいを切除になると思います。リンパ節も切除になります。もんもんさんの場合は、左側のリンパ節7~10個ぐらい取り除きます。この数は多いですが、今後のためです。舌の『がん』を治療した10名中、2、3名は1年以内に首のリンパに転移が見つかったと報告されています。」

 

H教授は続けました。

 

H教授「先ほど舌を切除すると言いましたが、切除した箇所に他体の皮膚・血管を使移植する再建手術も考えております。再建手術では、腕・太ももを移植元にするケースが多いですが、現在は左腕からの移植を考えています。、、、、ここまで長く話してしまいましたが、何か疑問点等ありましたら遠慮なくしてください。」

 

※次編で続き書きます。

 

生存報告です。手術が無事終わりました。

こんばんは、もんもんです。

 

2021年8月30日(月)に10時間以上の大手術をしましたが、手術は無事に終了しました。現在生きております。笑
(2021年8月30日(月)の手術日のブログでは、次更新するときは、『生検の結果報告』のブログを書きます的なことを言いましたが、まずは生存報告かなって思いました。笑)
(久々にブログを開けましたが、初めてコメントや良いね?(ごめんなさい、あまり分かっておりません。笑)がついていて嬉しかったです。付けてくださった皆様、ありがとうございます。)

 

(今後のブログで詳しく記載しますが、)現在の私の体の状態は、『左舌』は切除した箇所に左太ももから持ってきた皮膚と血管があり、『首』は切除したリンパ節に血がたまらないように血を抜くための管が3本ついており、『のど』には呼吸ができるように気管切開チューブがついており、『鼻からのど下』には栄養剤や薬を直接胃に流すための長い管があり、『右手』は点滴、『左太もも』は15~20cmぐらいのまっずぐな傷口にテープが張ってある状態です。

 

経過は、一応順調だそうです。移植した舌も壊死はしていないし、首からの血の量も良いそうです。このままいけば来週には、首の血向き用の管も取れ、気管切開チューブも取れ、どんどん体の自由が効いてきます。
ただ、術後2週間以内は特に炎症など出る可能性があるということで、まだまだ気を引き締めて生活しなければいけません。

 


私もですが、皆様もコロナ等お気をつけながらより良い生活を送ってくださいませ。

 

では、今回はこのへんで失礼します。

 

本日、手術です。(ブログの更新は一旦お休みします。)

おはようございます。
もんもんです。

 

8月26日(木)から、紹介状先の病院で入院しております。
ここ最近、更新が多かったのは入院して暇な時間が増えたからです。笑

 

これから、手術です。
手術時間は、9時に全身麻酔をかけて効いてからの11時~24時の約10時間以上です。
(手術内容は別途ブログに記載します。)

 

正直、不安だらけです。
昨日の夜も、手術してもまた再発するのかな?人生どうなるんだろう?何歳まで元気で生きれるんだろう?とかそんなマイナスなことを考えたりしてました。

 

そんな状況の中で『不安』以上に前向きになれる嬉しいことがありました。

 

それは、数多くの友人・知人からの励ましのお言葉です。
みんな親身に寄り添ってくれた優しい言葉をかけてくれたり、もんもんが上手くしゃべれなくてももんもんには変わりないとか、またお酒飲んでバカ騒ぎしようとか!
周りに恵まれてるなーって思います。

 

両親、友人・知人、東京で待っててくれてる大切な人のためにも、まずは手術しっかりして、その後もリハビリも精一杯頑張って、一日も早く無事に退院します!!!

 

ブログは、術後元気になったら更新します。
次は、「生検の結果報告」かな?お手すきの際に見ていただければと思います。

 

では、行ってきます。

ビビりにビビった胃カメラ検査

2021年8月11日(水)、生検が終わり、胃カメラ検査をするべく、外科に指定された部屋に行きました。

 

指定された部屋は個室になっていて、イスに座って待っていました。すると看護師の方が入ってきて、私の腕に点滴を打ちました。また、白いヌメっとした液体が入った大きめの紙コップを渡しに差し出しました。看護師は「ここから30分待ってもらいます。その間にこの液体を飲んでください。」と言い、部屋を出ました。

 

私は、嫌々紙コップの液体を時間をかけて飲み干しました。
とても不味かったです。笑

 

30分後、検査室に呼ばれ、向かいました。

 

寝台で仰向けになっていると、看護師さんが「のどの麻酔をします。液体を口の中に入れますので、2分間呑み込まないようにのどの奥で溜めておくような感じで耐えてください。」と言い、私の口の中に麻酔を入れました。
仰向けになっているせいもあり、気を緩めた瞬間に麻酔を呑み込んでしまいそうだったので、耐えるのがしんどかったです。

 

2分後、看護師から「飲み込んでください。」と指示され麻酔を呑み込みました。
麻酔の味は白いヌメっとした液体に比べたらマシでした。呑み込んだ後、のどが熱くじんじんしました。

 

再度、別の麻酔を口の中に入れられ、これも2分耐えて、呑み込みました。
じんじんさが増しました。笑

 

奥から肌つやつやイケメンのK先生が胃カメラ機器を持って現れました。
私は胃カメラ機器を見て、「こんなん入れたら絶対痛いやん。怖い。」って思いました。

f:id:ymonmonblog:20210828195821p:plain

 

 

「今から鎮静剤の方打っていきます。」と言われ、鎮静剤を打ってもらいました。
私は「寝るものか、てか胃カメラ入れたら痛さで起きるんじゃないかな」と心の中で思っていました。

 

看護師から深呼吸するように言われ、深呼吸しました。2回目の深呼吸めでコロッとイってしまいました(寝てしまいました。)。笑

 

次に目が覚めたときは2時間後でした。
何されたか覚えていないし、痛むところはありませんでした。


検査室は誰もいなかったため、寝台から起き上がり、歩いて人を探しに行きました。鎮静剤のせいか、頭の中がクラクラして、まともに歩くことができませんでした。

 

偶然通りかかった看護師さんに見つけてもらい、「大丈夫ですか?こちらの部屋でK先生が待っています。」と声をかけていただき、K先生が待っている部屋に行きました。

 

K先生「検査お疲れ様でした。っていっても寝てたから何されたか覚えてないか(笑)。もんもんさんの食道調べさせてもらいましたが、健全な状態で何も異常は見られません。だから、食道や胃などのことは心配しなくて大丈夫。舌の検査・治療を頑張ってください。」

 

私は、「ありがとうございます。ホッとしました。」と言い、部屋を出ました。
この日の検査はすべて終わったので、精算して帰宅しました。

 

初めて胃カメラ検査する方で、胃カメラ検査怖いという方は、鎮静剤を打って実施した方がおすすめです。ビビってましたが、寝たら一瞬でした。笑
(鎮静剤はアルコール成分が含まれているため、検査した後は車を運転できませんが)

 

 早見表 ※更新あり

日付 イベント
(日常生活の変化、検査内容、検査結果など)
治療費
2021年6月上旬 ■左側の舌に違和感を感じはじめる。       ー
2021年7月中旬

■左側の舌が痛み始める。
  鏡で確認すると、
  白い斑点がかった腫瘍が目視で確認できた。

      ー
2021年7月30日

■近くの口腔外科クリニックに初めて行く。
【検査内容】
 ・先生に舌の腫瘍を触ってもらう。
 ・綿棒みたいなもので、舌の腫瘍の表面を擦り、 
    試験管みたいなものに入れる。
【検査結果】
 ・がんの可能性があると診断される。


■痛み止めの処方箋(ロキソニン)を5日分もらう。


■親、会社の上司に舌にがんの可能性があること、
  入院・手術する可能性があることを伝える。

 約3,600円
2021年8月2日

■2回目の口腔外科クリニックに行く。
【検査内容】
 ・生検。 ※実施しなくなった
 ・2人の先生で舌の状態を目視で確認。
【検査結果】
 ・生検は、入院・手術想定の病院で実施する
      ことになった。病院へは、クリニックから
      紹介状を書いてもらうことになった。


■会社の上司に今後の仕事のスケジュールを相談した。

■母親に実家の病院で検査してもらうことを伝えた。

 約1,800円
2021年8月5日 ■実家の福岡へ出発。       ー
2021年8月6日

■紹介状先の病院に初めて行く。
【検査内容】
 ・舌の状態の確認(写真撮影、腫瘍触るなど)。
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ 採血
   ‐ 血圧・体温測定
   ‐ 胸部レントゲン
   ‐ 尿検査
   ‐ 造影CT
   ‐ スパイロ
   ‐ 心電図など
 ・今後の検査スケジュールを説明してもらう。
【検査結果】
 ・舌の状態は悪性に近いため、
  最悪手術する想定として、舌以外の箇所にも
  異常がないか検査する方針になった。


■処方箋を5~7日分もらう。
  ‐ ロキソニン(痛み止め) → 5日分
  ‐ カロナール(痛み止め) → 7日分
  ‐ フロリードゲル(舌の塗り薬) → 5日分 
  ‐ 栄養ドリンク剤 → 7缶

約16,500円
2021年8月10日

■紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ MRI検査
   ‐ 頸部US(エコー検査)
【検査結果】
 ・特になし

 約7,700円
2021年8月11日

紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・生検
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ 胃カメラ検査
【検査結果】
 ・食道・胃に異常はなし。(健全な状態)

約10,750円

 

ついに生検(ばりこわかーでした。)

2021年8月11日(水)、この日は生検と胃カメラのため、朝9時に病院に行きました。

 

まずは、生検のため口腔外科に行きました。いよいよ生検。腹をくくらなければいけません。

 

番号が呼ばれ、歯医者さんのイスに座りました。(若い男性の)Y先生だけがいました。Y先生は「しばらくしたら、先生方が来ると思います。生検するときは、舌に麻酔注射しますが、そんなに痛くないと思います。」と声をかけてくれました。

 

しばらくすると(温厚そうな)H教授、(主担当の)S先生が来ました。
H教授「早速、生検の方をやっていきます。これから実施するのは、舌に麻酔注射をした後、腫瘍と正常な箇所の組織を小さなハサミで切り、切り取ったとこを糸で縫合します。痛みは最初の麻酔注射だけです。頑張りましょう」

 

私「、、、、はい(泣)」
私の心の中「麻酔注射痛いの?Y先生と言ってること違うやん。。。」

 

イスが倒され、生検がはじまりました。

 

H教授「はい、注射しますよ~。Y先生、(吸引ホースで)血を吸って」
Y先生「分かりました。」
私は、力強くこぶしを握り締めてプルプル震えてましたが、麻酔注射は魚の骨が舌にあたった感じで、想像してたよりは痛くなかったです。

 

H教授「はい、イス上げます。麻酔が効くまで少し楽にしてください。」
1~2分ぐらい経過した後、イスが倒され、生検の続きがはじまりました。

 

H教授「はい、今舌を切ってます。終わりました。今、糸で縫合してます。もう少しです。残り1か所です。はい終わりました。」
体感で1分ほどでした。糸を縫合するときに糸をつかんでいる器具の先端がほっぺたの内側にあたった時がちょっと痛かったです。

 

H教授「縫合したのは、血が出ないようにするのとばい菌が入らないようにするためです。今確認すると血は止まってますので、これで生検は終了です。お疲れ様でした。」

S先生「もし、日常生活で血が出るようなことがあったら、ティッシュで押してください。血が止まると思います。もしそれでも血が出続けるような場合は、当院に電話してください。」

私「分かりました。」

 

口腔外科を出た後、お手洗いに行き、鏡で舌を確認すると2か所黒い糸がありました。
麻酔が効いているせいか、痛みはなくヒリヒリする感じが続きました。
※この日の夜から麻酔が切れて、とくに2日間はとても痛みがひどかったです。横になっているときも、ご飯食べるときも、何してても痛みがひどかったです。食べ物は、ヨーグルトや柔らかいものなら少しマシでしたが、それでも痛み、コンビニで売っているようなゼリーも40分かけて食べました。私は寝込みまくりました。笑

 

次は、胃カメラ検査のために外科から指定された部屋に向かいました。

 

※早見表は、次のブログでまとめて載せます。

 

初めてのMRI検査(45分間静止がつらい,,,,,)

8月10日(火)、この日はMRI検査と頸部US(首のエコー検査)をするために午後から病院に行きました。

 

病院につくと、まずはMRI検査をするために放射線科に行きました。番号が呼ばれ部屋に入ると、個室みたいな空間にパジャマみたいな服が置かれていました。私が入ってきたドアとは別にもう1つ厳重そうなドアから看護師の方が入ってきて、「このパジャマに着替えたら、ベルを鳴らしてください」と言われました。看護師の方が厳重なドアから退出後、私はパジャマに着替え、ベルを鳴らしました。すると、厳重そうなドアから看護師の方が入ってきて、奥のMRIがある部屋に案内されました。

 

私は、「これがMRIかー、静止だけで良さそうだけど、どんな感じで検査されるんだろうか。さすがに注射(点滴)にしないだろう。」こんな心境でした。看護師の指示でMRIの台に乗り、仰向けで寝た状態になりました。かちゃかちゃ音が聞こえました。嫌な予感がしましたが、案の定、注射(点滴)を準備してました。笑

 

右腕に点滴の針を刺し、MRIの中は音がうるさいため耳栓をし、頭と腕を固定具で固定され、看護師から「頭・体を動かさないでください。検査に影響します。45分間ぐらいMRIの中に入ってもらいます。終了15分前になったら一旦お知らせします。」と言われ、寝た状態のままMRIの中に入りました。

 

MRIの中は、暗く耳栓をしていても道路でトラックが横を通過し続けているようなうるささでした。

 

開始20分後、首のあたりがかゆみはじめましたが、看護師の忠告を守り、動かずに我慢していました。開始30分後にMRIから出て看護師の方から「大丈夫ですか?、あと15分です。頑張ってください。」と言われ、再度MRIの中に入っていきました。

 

MRI検査が終わり、私服に着替えて外に出たときに思ったことは、「注射するのもつらいけど、動かずにじっとしていることの方がつらいなー」でした。笑

 

次の検査の頸部USを受信するため、再度放射線科の受付に行きました。番号が呼ばれ部屋に入ると、真っ暗な部屋にパソコンが2台ついてました。先生に「ここに仰向けで寝てください」と指示され、台に寝た状態になりました。先生は「ちょっと冷たいですよ~」と言いながら、ジェルを私の首とエコー検査用の器具の先につけ、私の首を右、正面、左にあてながら、パソコンに都度記録していました。痛みはありませんでした。
以下は検査中のイメージです。

f:id:ymonmonblog:20210827201140p:plain

 

この日の検査は終了で、受付で精算して帰宅しました。
※処方箋はなし

 

次の日に胃カメラ検査が控えおり21時以降何も食べられない状況だったので、この日の晩御飯は無駄にたくさん食べました。笑

 

ちなみに舌の痛みは、痛み止めが効いてるおかげか、食事以外の日常生活では痛みがなかったです。食事しているときは、左舌の腫瘍にあたると少し痛む程度で、右側でなら少量ずつですが大抵のものは食べれてました。
(明日の生検までは、、、、)

 

 早見表 ※更新あり

日付 イベント
(日常生活の変化、検査内容、検査結果など)
治療費
2021年6月上旬 ■左側の舌に違和感を感じはじめる。       ー
2021年7月中旬

■左側の舌が痛み始める。
  鏡で確認すると、
  白い斑点がかった腫瘍が目視で確認できた。

      ー
2021年7月30日

■近くの口腔外科クリニックに初めて行く。
【検査内容】
 ・先生に舌の腫瘍を触ってもらう。
 ・綿棒みたいなもので、舌の腫瘍の表面を擦り、 
    試験管みたいなものに入れる。
【検査結果】
 ・がんの可能性があると診断される。


■痛み止めの処方箋(ロキソニン)を5日分もらう。


■親、会社の上司に舌にがんの可能性があること、
  入院・手術する可能性があることを伝える。

 約3,600円
2021年8月2日

■2回目の口腔外科クリニックに行く。
【検査内容】
 ・生検。 ※実施しなくなった
 ・2人の先生で舌の状態を目視で確認。
【検査結果】
 ・生検は、入院・手術想定の病院で実施する
      ことになった。病院へは、クリニックから
      紹介状を書いてもらうことになった。


■会社の上司に今後の仕事のスケジュールを相談した。

■母親に実家の病院で検査してもらうことを伝えた。

 約1,800円
2021年8月5日 ■実家の福岡へ出発。       ー
2021年8月6日

■紹介状先の病院に初めて行く。
【検査内容】
 ・舌の状態の確認(写真撮影、腫瘍触るなど)。
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ 採血
   ‐ 血圧・体温測定
   ‐ 胸部レントゲン
   ‐ 尿検査
   ‐ 造影CT
   ‐ スパイロ
   ‐ 心電図など
 ・今後の検査スケジュールを説明してもらう。
【検査結果】
 ・舌の状態は悪性に近いため、
  最悪手術する想定として、舌以外の箇所にも
  異常がないか検査する方針になった。


■処方箋を5~7日分もらう。
  ‐ ロキソニン(痛み止め) → 5日分
  ‐ カロナール(痛み止め) → 7日分
  ‐ フロリードゲル(舌の塗り薬) → 5日分 
  ‐ 栄養ドリンク剤 → 7缶

約16,500円
2021年8月10日

紹介状先の病院に行く。
【検査内容】
 ・手術するにあたり、
  舌以外の箇所にも異常なものがないか、
  できる検査から検査
   ‐ MRI検査
   ‐ 頸部US(エコー検査)
【検査結果】
 ・特になし

 約7,700円