20代男性SE~舌がん体験記(ステージⅣ)~

舌がん(ステージⅣ)の検査・治療体験記を書いています。

がんステージがⅢからⅣへ。切除した首のリンパ節に転移がありました。

おはようございます。もんもんです。

 

今回は、ブログの続きではなく、昨日にH教授からお話しがあった追加で放射線抗がん剤治療が必要かの説明内容について、書きます。
※後で、詳しくブログで書きます。

 

追加で放射線抗がん剤治療が必要になる基準は、大きく2つあります。1つ目は、『今回切除した舌で十分にがん細胞が取り切れているか』、2つ目は『切除した1つ1つのリンパ節を溢れないようにがん細胞が収まっているか』です。

 

正直なところ、がんステージⅢだったので、前者で引っかかると思っていました。
しかし、H教授の説明では、前者はクリアしていて、後者はアウトというものでした。

 

PET検査で、首のリンパ節への転移はないという診断でしたが、取り除いたリンパ節46個中の2つが、精密検査でがん細胞が溢れている形で見つかったそうです。
※PET検査の精度は70~80%だそうです。
※切除するリンパ節は7~8個と説明あったような記憶でしたが、46個でした。

 

これにより、がんステージはⅢからⅣになりました。

 

H教授は、必ずしも放射線抗がん剤治療を受診しろ!とは言わなかったです。実際に放射線抗がん剤治療せず、がんが再発していない方もいるそうです。逆にしたとしても、再発する方もいるそうです。

 

ただ、過去のデータから、放射線抗がん剤治療をすると、生存率が高くなるという統計結果があり、術後10か月以内に実施しないと効果がでないという観点から、放射線抗がん剤治療を受診した方がよいのではないかというものでした。

 

放射線抗がん剤の治療は入院も含めて、約2か月です。
また、放射線の副作用としては、ひどい口内炎になり痛すぎて食事がまともに取れなくなること・皮膚がやけどしたようになること・縫っている首の皮膚がさらにこわばること・唾液が出しにくくなり口内が汚くなりやすいこと・歯の骨の機能?が死んでしまい、抜糸ができなくなることなど様々あります。
※抜糸の補足説明ですが、抜糸した際にその穴を修復できずぽっかり空く形になってしまうそうです。(なので、入院中に不要な親知らずを、まだ骨の機能が生きているうちに全て抜くことになりました。笑)

 

不安が尽きませんが、『今見つかってよかった!』『まだ、治療の余地がある』と前向きにとらえて、追加の放射線抗がん剤治療を受ける決意を固めました。
(親もそう言ってくれました。)

 

入院中に何かいるものはないか?といつも声をかけてくれたり、毎日近くの神社で拝んでくれたり、昨日も追加で放射線抗がん剤治療が必要と言われたときに私は何も言えなかったですが、代わりに今見つかってよかったです!と気を遣って言ってくれた『両親』や、いつもLINEの相手をしてくれたり、優しい言葉をかけてくれて、心を支えてくれる『大切な人』や、弱音を吐いてよい、落ち込むときは一緒に落ち込もう、もんもんなら大丈夫などありがたい言葉をかけてくれる『友人・知人・仲間』、そして『自分』のためにも前向きに気持ちを保ちつつ、頑張ります。

 

ブログの方は、またタイミングを見て更新します。